全国花のまちづくりコンクール

 花のまちづくりを国民的な市民運動として普及、定着させるために、全国各地で取り組まれている花や緑による優秀な活動を顕彰し、広く紹介するために「全国花のまちづくりコンクール」が、大阪花博開催の翌年である平成3(1991)年から始まりました。
 これまでの受賞者数は延べ380人を超し(平成18年度現在)、受賞された皆さんは、全国各地で花のまちづくりのリーダーとして活躍されています。

花のまちづくりの考え方

花のまちづくりの考え方(千葉県立上総高等学校)
 私たちは、これまでの物質的な豊かさを求めた生活を問い直し、ゆとりや安らぎを実感できる、精神的に充実した質の高い生活のあり方を模索してきました。
 国際花と緑の博覧会の開催を契機に、その基本理念「自然と人間との共生」を継承し、それを発展させるために花のまちづくりコンクールが翌年から実施されました。
 10年を経た今日、ガーデニングの広がりに見られるように、花や緑は生活の中でより身近なものとなりました。花の美しさや緑の素晴らしさをともに感じ合い、環境との調和を心がける「花のまちづくり」が広く実践されつつあります。
 「花のまちづくり」は、人と花や緑が、また花をめぐる人と人とが互いに影響しあって、家庭や公共の場で、美的なセンスを磨き、花を介した交流を活発に行ない、生き生きとした美しく心地よい地域をつくっていくものです。
 また、花や緑をいかして周辺の環境、身近な自然を大切にすることは、地域の社会的、歴史的、文化的な資産を次世代に引き継ぐことなります。このような取り組みは、コミュニティの活性化や観光など地場産業の振興などにも結びつきます。
 したがって、「花のまちづくり」は地域に望ましい循環型の社会を築き、生活環境の改善を進めることで、住民の生活の質を一層高めていくことを目指しています。

花のまちづくりの進め方

花のまちづくりの進め方
 花のまちづくりを進めるにあたっては、住民(団体、企業を含む)と行政が力を合わせ、互いに役割を分担して地域の条件に合った独自のやり方で行うことが望まれます。
 これは住民のだれでもが参加できる楽しい活動です。その原点は、一人一人が地域社会に対して誇りと責任を持って自分たちの身の回りをきれいにし、美しい景観を共有しようとするものです。
 次の世代を担う子どもたちが参加することにより、子供たちの心に自主性や協調性、自信、地域への愛着心が育つことが期待されます。これらを通じて人々の信頼感や連帯感が増し、コミュニティの活動によって地域がいきいきと活性化されるでしょう。
 また、行政は住民の主体的な活動を積極的に支援し、花のまちづくりの普及・啓発や公共の空間での花を活用した整備などの展開が求められます。

花のまちづくりコンクールの役割

@ 優れた活動を育てる

優れた活動を育てる
 応募することで、応募者が自分たちの取り組みを自ら点検し、よい自己学習の機会となるようフォローアップを充実し、多くの優れた花のまちづくりの活動を全国各地に育てていくコンクールです。

A 花の社会性の向上

花の社会性の向上
 花の栽培技術や花壇デザインを評価することにとどまらず、花を用いて地域の文化や身近な自然を大切にして、地域の活性化も図ることなどによって、花が一層美しく映えるまちづくりの取り組みなど、花の社会性を評価するコンクールです。




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