第17回 全国花のまちづくりコンクール 花のまちづくり優秀賞

花のまちづくりコンクール推進協議会長賞

角田市・すばらしい角田を創る協議会(宮城県角田市)《市町村部門》

角田市・すばらしい角田を創る協議会
 1986年からコミュニティ推進のひとつとして、道路沿いや街角、休耕田などを利用した花壇づくりが始まりました。
 市民の自主性に富んだ奉仕的な花壇づくりは、全市的な広がりを見せ、農村景観に色鮮やかな花が見事に調和しています。20年にもおよぶ花のまちづくりは、地区に根付いた活動となり、これを基盤に現在市で進めている協働のまちづくりは、地域の活性化や環境保全、ごみ問題などの市民活動にまで進展しています。
 高齢化率が年々高まる中で、角田市の花のまちづくりは、高齢者の経験的技術の蓄積の上に大きな成果を上げ、地域の活性化に寄与しています。農山村型高齢化社会において、元気なお年寄りの熱心な粘り強い取り組みとその努力は、アンチエイジング効果という面からも注目され、これからの住民活動の手本ともなる取り組みといえます。

担当部署:角田市 総務部企画課
〒981-1592 宮城県角田市角田字大坊41 TEL0224-63-2112

「夢いっぱいの町真砂」花壇づくりの会(千葉県千葉市)《団体部門》

「夢いっぱいの町真砂」花壇づくりの会
 コミュニティセンターに隣接する遊休地450?と街路樹の植え桝の花壇づくりに1998年から取り組んでいます。
 ゴミのないきれいな町を目指してはじめた夫婦2人の活動が、同じ考えを持つ仲間68人の活動へと広がりました。小中高生が自主的に参加し、花の世話や清掃活動などを通して、小学生からお年寄りまで幅広い年齢層のコミュ二ティーが広がっている点は特筆されます。
 埋立地、市街地という様々な制約下で、季節ごとにうまく花を組み合わせた花壇づくりがされ、集合住宅が建ち並び、緑の少ない街中の花壇は、緑のオアシスとして多くの市民に親しまれています。
 デザインを参考にしている人も多いようです。
 参加メンバーの向上心が高く、地域とともに学びあう活動は、コミュニティが成立し難い集合住宅街にあって、まちづくりのあり方に一つの方向性を見出した点でも関心が持たれます。

三田花と緑のネットワーク(兵庫県三田市)《団体部門》

三田花と緑のネットワーク
 市が開催したガーデンショーの呼びかけに応えて、4軒でオープンガーデンをしたことが活動の契機となりました。現在、メンバーは218人、公開する庭も118となり、隣接する神戸市、西宮市にも会員が増えています。
 自宅の庭の公開とともに公共花壇でも活動しており、「花と緑あふれる景観の美しいまちづくり」「人々が生き生きと交流する優しさ溢れるまちづくりの貢献」「ささやかであってもチャリティをして社会に貢献」を目指して、各種団体との連携や花や緑の様々なイベントにも積極的に参加し、オープンガーデンの普及啓発とネットワークの拡充を進めています。
 運営が組織的に行われ、オープンガーデン以外にも活動は多岐にわたり、メンバーが楽しみながらのホスピタリティに満ちた活動をしています。花のまちづくりの新しい局面を開く潜在力を持つ取り組みとして評価されます。


真島 淳子(神奈川県横浜市)《個人部門》

真島 淳子
 住宅街で自宅をオープンガーデンにして、21年前から花のまちづくりを行っています。
 道行く人が観賞しやすいように、4年前から自宅の塀を造り変えました。アーチを取り付け、草丈の違いを利用して奥行きがあるように見せるなど、限られた空間をうまく花で演出しています。花飾りには多年草、ハーブ類などを組み合わせ、花の少ない時期にもリーフガーデンのように葉の色や形が楽しめます。緑と色彩のバランスのとれるような工夫が随所に見られます。
 活動は自宅だけでなく、近隣小学校の校内花壇づくりや商店街をコンテナで花飾りするボランティア活動など、グループの中心的な存在になっています。近年では地域の河川での花いっぱい運動にも参加し、地域社会を意識した個人の活動の好例としても評価されます。

高林 やすゑ(静岡県浜松市)《個人部門》

高林 やすゑ
 開発が進みつつある農村地域で、公道に面した自宅前の遊休農地を花壇にした庭は、オープンガーデンとして公開され、地域に彩りと潤いを提供しています。
 広い敷地の中で樹木、多年草、1年生草花をうまく組み合わせ、落ち着きと見映えのする庭になっています。特に道路に接する部分はフロントガーデンとして、四季折々に花が絶えないようにしながら、立体感のある花の組み合わせを工夫してボリューム感が出るようにしています。1年生草花の多くは種子から育てたもので、苗は花仲間や近所の人にも提供して花の輪を広げています。
 浜松市が認定しているベストガーデナーに選ばれて活動するとともに、広い敷地を生かした花づくりは、ガーデニングから花のまちづくりへとうまく転換した見本といえます。

南町二丁目商店街振興組合(茨城県水戸市)《企業部門》

南町二丁目商店街振興組合
 フラワーフェスティバル’91のポスト街路整備事業として、15年前から活動を始めました。今では活動規模も拡大し、商店街の活性化を図るため、国道に面した歩道の両側250mで花壇づくりをしています。
 組合内に専門の組織を置き、市内の植物公園やNPO法人の指導、協力を得て取り組んだ結果、統一感のある見事な花の空間が創出されました。日常の花壇管理はオフィスや商店街のすべての店舗が参加し、専門家からの指導を受けることで、参加者が自ずとスキルアップする仕掛けは、活動を長続きさせるうえで注目に値します。
 市民ボランティアの参加や花殻の堆肥化など、地域交流や未利用資源のリサイクルにも取り組んでいます。年齢、性別の幅広い交流が促された結果、市内のコミュニケーションの向上や商店街の活性化に貢献しており、周辺地域へ波及している点も評価されます。

〒310-0021 茨城県水戸市南町2-2-27 TEL029-221-9522

(株)フォト・シー・コーポレーション(大阪府箕面市)《企業部門》

(株)フォト・シー・コーポレーション
 平成9年創業の写真スタジオで、地域に愛されるスタジオを目指して、設計段階から緑と花が植えられるような建物を建てました。
3階建ての店舗の入口周辺や駐車場、屋上などに花を飾って一般公開しています。信号がある交差点に面しているため、信号待ちの車や通行する人にも楽しんでもらえるように、店舗入口のアーチや木をいかしたコンテナの利用、周辺との調和を図るため四季を彩る草花ばかりでなく、樹木や観葉植物も用いて落ち着きのある空間を創り出しています。また、花の残渣やコンテナに使用した残土などはリサイクルしたり、無農薬で栽培したりなど、環境に配慮した花づくりに取り組んでいます。
花と緑によって企業価値を高めている典型的な事例で、地域の花と緑の普及活動にも大きく貢献しているなど企業部門での新しい花のまちづくりの展開が期待できます。

〒562-0015 大阪府箕面市稲6-6-14 TEL072-730-2187




topへ

Copyright © 2007 THE FLOWER ASSOCIATION OF JAPAN. All rights reserved.