第20回 全国花のまちづくりコンクール 花のまちづくり大賞

農林水産大臣賞

見附市立見附小学校(新潟県見附市)《団体部門》

見附市立見附小学校(新潟県)
“花育から花のまちづくりへと見事に昇華”
児童数682人の小学校で敷地内や隣接する歩道、公園で、児童らによる花壇づくりやフラワーコンテナを置くなどの活動をしています。 活動面積は広く、約5,000uもあります。
1996(平成8)年に学校を一年中花と緑で飾り、癒しの環境づくりを目標とした「オアシスみつけプラン」を立案して以来、学校が緑豊かで潤いのある環境へと変わっていきました。
玄関まわりは立体的に花が飾られ見事
見附市立見附小学校(新潟県) に咲き誇っています。
当校では、花を植え飾る活動は、豊な心や生命の尊さを育てる情操教育の一環としても位置づけています。現在では、PTAを中心に地元住民の協力も得られるようになり、1年を通じて花や緑で囲まれた学校として、市内に知れ渡るまでになりました。
また、学校で作った花苗の一部は、地域の幼稚園や老人会、公共施設などに配布するなど、見附小学校を中心に地域に花のまちづくりが広がり始めています。
小学校と地域が一体となって進める花育活動は、花のまちづくりへと見事に昇華しており大変高く評価されます。


浜松市花いっぱいコミュニティ緑化連絡協議会(静岡県浜松市)《個人部門》

浜松市花いっぱいコミュニティ緑化連絡協議会(静岡県)
“25年間、4,000人が担う市内全域の花のまちづくり”
この会は、花があふれる緑のまちづくりをスローガンに、公民館単位で活動しているボランティア団体を組織化した連絡協議会です。
1985年(昭和60)に発足し、現在34団体、会員数は約4,000人と大規模で、市の全域で活動しています。
各団体は市から支給される花の種子を各自で育て、花苗の数は年間で10万本以上にもなります。これらを公民館などの公共施設や沿道など、市内の250ケ所
浜松市花いっぱいコミュニティ緑化連絡協議会(静岡県) (約12,500u)で花壇やプランターなどに植え、市内全域で花のまちづくりを展開しています。
リーダー研修や情報交換会の開催によるスキルアップ、学校や自治会との連携などを通じて、地域のまちづくり活動にも積極的に参加しています。
また、行政と連携しながら2004年の浜名湖花博、2009年の浜松モザイカルチャー世界博などの大規模なイベントや学校行事にも積極的に参加して、長年にわたり浜松市の花と緑のまちづくりの推進に大きく貢献している活動は高く評価されます。


国土交通大臣賞

「夢いっぱいの町真砂」花壇作りの会(千葉県千葉市)《団体部門》

「夢いっぱいの町真砂」花壇作りの会(千葉県)
“定年後の夫婦2人で始めた活動が花のまちづくりへと開花”
1998(平成10)年からコミュニティーセンターに隣接する遊休地450uと街路樹の植え桝を利用して、メンバー55人が花壇づくりをしています。
ゴミのないきれいな町を目指そうと夫婦2人で始めた活動に、同じ考えを持つ地域住民の協力と参加がみられ、荒れていた場所が美しい花壇に生まれ変わりました。
種子から花苗を育てたり、挿し芽で苗を増やしたりして花壇を広げ、集合住宅が
「夢いっぱいの町真砂」花壇作りの会(千葉県) 建ち並ぶ街の一角に四季を通して花のある花壇づくりがされています。
一年草と多年草などを組み合わせた花壇は街並みと見事に調和しています。
小学生からお年寄りまで幅広く活動に参加し、地域と共に学びあう活動になっていて、定年後、社会のために役に立ちたいとの思いから始まったこの活動は、花の社会性を掘り起して着実に成長させ、花壇を地域の楽しくきれいな共有財産につくり上げました。
協力体制も自然と充実するような仕組みづくりがされて、市民団体の花のまちづくり活動のモデルとして高く評価されます。



一冨 伸子(福岡県久留米市)《個人部門》

一冨 伸子(福岡県久留米市)
“花のまちづくりに継承された大正時代からのオープンガーデン”
旧久留米藩有馬家の御狩場の休憩所として作庭された日本庭園をいかしながら、1991(平成3)年より敷地の一部に洋風の庭園を取入れ、地域に開けた庭づくりをしています。
園内で和と洋が見事な調和をみせるばかりでなく、農薬や除草剤を使用しない環境に優しい管理で美しい庭園景観が維持され、2003(平成15)年から始めたオープンガーデンには、年間約1,800人の見学者が訪れます。
一冨 伸子(福岡県久留米市) 大正時代にも「菊」「躑躅」「蘭」等を専門的に蒐集し「一冨花楽園」として公開していた当園は、現在も地域内で「花屋さん」で通るほどの歴史性を有しており、昔ながらの農村集落における花のまちづくりの先駆例といえます。
現在は久留米市内で進めているバラのまちづくりにも大きく貢献しています。
歴史的な価値を持つ日本庭園を維持しつつ、現代風のガーデニングを上手く調和させたスタイルでオープンガーデンにしている例は少なく、新たな日本的ガーデニングの模範となりうる存在として高く評価されます。






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