日本花の会

桜の名所づくり

国指定天然記念物

樹勢衰退の経緯

写真:樹勢衰退の経緯

山梨県武川村にある山高神代ザクラは、樹齢1800年といわれるエドヒガンの古木で、1922年(大正11年)に国の天然記念物第1号に指定されています。
近年、著しく樹勢が衰退したといわれますが、これは今に始まったことではありません。樹勢衰退についての記録は約700年も前にさかのぼり、日蓮上人が樹勢回復の祈願をしたと伝えられています。昭和に入り何度となく樹勢回復が検討され、手を施してきましたが目覚しい回復は見られず危機的な状態がつづいていました。

  • 写真:樹勢衰退の経緯
    ●1907年(明治40年)
    大正11年に国の天然記念物に指定されたときは、高さ13.6m、枝張り東西27.0m、南北30.6m、幹周(高さ1.5m)10.6mと巨大なサクラでした。
  • 写真:樹勢衰退の経緯
    ●1930年(昭和5年)
    1907年当時の写真と比べると、高さや枝張りが小さくなっているのがわかります。
  • 写真:樹勢衰退の経緯
    ●1951年(昭和26年)
    南側(手前側)に伸びていた太枝が枯れ、枝の密度が全体的に低くなった。1930年と比べるとさらに一回り小さくなってしまいました。1948年には「あと3年で枯れる」と宣告も受けました。
  • 写真:樹勢衰退の経緯
    ●1998年(平成10年)
    1959年(昭和34年)に台風により太枝が折れ、神代ザクラはますます小さくなってしまいました。枯れた幹を保護するために1984年(昭和59年)に櫓がかけられました。
1 2 3