日本花の会

桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第011号) 明徳慈眼桜

認定品種の特性詳細

(認定番号 第011号) 明徳慈眼桜 ミョウトクジゲンザクラ Cerasus subhirtella ‘Myoutoku-jigenzakura’

落葉性の亜高木で樹形は盃状、樹幹の色は灰褐色で光沢はない。皮目の並び方は横並びである。気根は無、樹皮の裂け方は縦裂、枝の太さは細、色は灰白色で新梢に毛がある。葉全体の形は楕円形または倒卵形、先端は鋭尖形、基部はくさび形、葉縁鋸歯は浅い二重鋸歯、先端は鋭形。葉の長さは6~9cm、幅は3~4cm、成葉表面の色は緑色、裏面は淡緑色、未成葉表面および成葉の葉脈上は有毛、側脈数は8~9、葉柄の長さは約1cm、伏毛がある。成葉の蜜腺は葉身基部にある。花序は散形状で一花序に2~3花、花の向きは横向き、一重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径2.7~3.1cm、花色は蕾は純白色、開葯時の色も純白色。。花弁全体の形は卵形または楕円形、先端の切れ込みは少、基部の形は鈍形、旗弁はない。花弁表面のしわは少、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約1.4cm、幅は約1.1cm、花弁の厚さは薄、花弁数は5個。雌ずいの長さは約1.1cm、雌雄ずいの長さの比は同長、数は1本、花柱下部に僅かに毛がある。雄ずいの長さは約0.5cm、数は20~27本、がく筒の形は壺形で有毛、色は淡紅緑色、がく裂片は長卵状三角形で鋸歯がある。花柄は極短く、小花柄は約1.4cmで有毛。苞全体の形は楕円形、先端の鋸歯は鈍形、平坦、長さは約0.7cm、幅は約0.4cm。花の香りは殆ど無、開花時期と展葉期は同時、長野県須坂市での開花時期は4月中旬、エドヒガンと同時期に開花する。

  • 写真:明徳慈眼桜 ミョウトクジゲンザクラ Cerasus subhirtella Myoutoku-jigenzakura
  • 写真:明徳慈眼桜 ミョウトクジゲンザクラ Cerasus subhirtella Myoutoku-jigenzakura

明徳慈眼桜 ミョウトクジゲンザクラ Cerasus subhirtella ‘Myoutoku-jigenzakura’