日本花の会

桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第013号) 思伊出桜

認定品種の特性詳細

(認定番号 第013号) 思伊出桜 オモイデザクラ Cerasus × subhirtella ‘Omoide-zakura’

落葉性の亜高木で樹形は傘状、樹幹の色は灰褐色で光沢はない。皮目の並び方は横並び、気根は無、枝の太さは細く、灰白色で新梢の毛は中。葉全体の形は楕円形、先端は鋭尖形、基部はくさび形、葉縁鋸歯は単鋸歯で先端は鋭形、腺がある。葉の長さは6.6~9.4cm、幅は3.5~4.4cm、成葉表面の色は緑色、裏面は淡緑色、両面とも少し毛がある。側脈数は8~10、葉柄の長さは約1.5cm、毛がある。成葉の蜜腺は葉身基部にある。花序は散形状で一花序に3~5花、花の向きは横向き、八重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは中輪で直径3.1~4.2cm、蕾は紅色、開葯時の色は淡紅色、花弁全体の形は長楕円形、先端の切れ込みは少、基部の形は鈍形、旗弁はときにある。花弁表面のしわは少、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約1.7cm、幅は約1.0cm、花弁の厚さは中、花弁数は15~21個。雌ずいの長さは約1.1cm、雌雄ずいの長さの比は雄ずいより雌ずいが長く、数は1~2本、花柱は有毛、雄ずいの長さは約0.5cm、数は44~49本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は三角形で鋸歯がある。色は紅緑色。花柄は極短く、小花柄は約2.6cmで毛は多い。苞は、全体の形は狭倒卵形、先端の鋸歯の形は芒形で内巻、長さは約0.6cm、幅は約0.2cm。花の香りは有。展葉期は開花後、飯田市における開花時期は4月中旬。

  • 写真:思伊出桜 オモイデザクラ Cerasus × subhirtella Omoide-zakura
  • 写真:思伊出桜 オモイデザクラ Cerasus × subhirtella Omoide-zakura

思伊出桜 オモイデザクラ Cerasus × subhirtella ‘Omoide-zakura’

写真提供 森田 和市 氏