公益財団法人日本花の会

桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第015号) ‘ 清明さくら ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第015号) ‘ 清明さくら(セイメイサクラ)’ Cerasus ‘Seimei-sakura’

落葉性の亜高木で樹形は盃状、樹幹の色は灰褐色で光沢は無。皮目の並び方は横並びである。気根は無、枝の太さは中、色は灰褐色で新梢に毛はない。分枝性は中、葉全体の形は楕円形、先端は鋭尖形、基部は鈍形、葉縁鋸歯は単鋸歯に二重鋸歯が混ざり、芒形で先端に腺はない。葉の長さは8~10cm、幅は5~6cm、成葉表面の色は緑色、裏面も緑色、光沢は弱、両面とも無毛、側脈数は9~11、葉柄の長さは約2.2cm、毛はない。成葉の蜜腺は葉柄上部ときに葉身基部にある。花序は散形または散房状で一花序に2~4花、花の向きは横向き、一重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径3.6~4.2cmの大輪、蕾の色は淡紅色(JHSカラーチャート9203紫ピンク)、開葯時の色は微淡紅色(JHSカラーチャート9201ピンク白)。花弁全体の形は楕円形、先端の切れ込みは中、基部の形は鈍形、旗弁はない。花弁表面のしわは少、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約2.0cm、幅は約1.6cm、花弁の厚さは中、花弁数は5個。雌ずいの長さは約1.2cm、雌雄ずいの長さの比は雄ずいよりやや雌ずいが短く、数は1本、花柱は無毛。雄ずいの長さは約0.7cm、数は39~46本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で全縁、色は紅緑色。花柄は長さ約0.9cm、小花柄は約1.8cm、無毛。苞全体の形は狭倒卵形または倒卵形、先端鋸歯は鋭形で平坦、長さは約0.5cm、幅は約0.4cm。花の香りは有。果実は黒紫色で甘味が有り、着果性は中。開花時期と展葉期は同時、開花時期は4月中旬、一葉と同時期に開花する。

  • 写真:清明さくら セイメイサクラ Cerasus Seimei-sakura
  • 写真:清明さくら セイメイサクラ Cerasus Seimei-sakura

‘ 清明さくら(セイメイサクラ)’ Cerasus ‘Seimei-sakura’