公益財団法人日本花の会

桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第017号) ‘ たつご里桜 ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第017号) ‘ たつご里桜(タツゴサトザクラ)’ Cerasus ‘Tatugo-satozakura’

落葉性の亜高木で樹形は盃状、樹幹の色は灰褐色で光沢は無。皮目の並び方は横並びである。気根は無、枝の太さは中、色は灰褐色で新梢に毛はない。分枝性は中、葉全体の形は楕円形ときに倒卵形、先端は尾状鋭尖形、基部は鈍形、葉縁鋸歯は単鋸歯に二重鋸歯が混ざり、芒形で先端に腺はない。葉の長さは9~12cm、幅は5~6cm、成葉表面の色は緑色、裏面はやや帯白色、光沢は弱、両面とも無毛、側脈数は8~10、葉柄の長さは約2.6cm、毛はない。成葉の蜜腺は葉柄上部にある。花序は散形または散房状で一花序に2~4花、花の向きは横向き、一重八重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径4.1~4.8cmの大輪、蕾の色は淡紅色(JHSカラーチャート9502淡紫ピンク)、開葯時の色は微淡紅色(JHSカラーチャート9501淡紫ピンク)。花弁全体の形は扁円形、先端の切れ込みは少、基部の形は切形、旗弁はときにある旗弁(1個)。花弁表面のしわは中、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約2.1cm、幅は約2.5cm、花弁の厚さは中、花弁数は5~7個。雌ずいの長さは約1.3cm、雌雄ずいの長さの比は雄ずいより雌ずいが短く、数は1本、花柱は無毛。雄ずいの長さは約0.8cm、数は31~36本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で鋸歯があり、色は紅緑色。花柄は長さ約1.2cm、小花柄は約2.1cm、無毛。苞全体の形は広倒卵形、先端鋸歯は鋭形でやや内巻、長さは約0.7cm、幅は約0.7cm。花の香りは有。開花時期と展葉期は同時、開花時期は4月上中旬、一葉と同時期に開花する。

  • 写真:たつご里桜 タツゴサトザクラ Cerasus Tatugo-satozakura
  • 写真:たつご里桜 タツゴサトザクラ Cerasus Tatugo-satozakura

‘ たつご里桜(タツゴサトザクラ)’ Cerasus ‘Tatugo-satozakura’