公益財団法人日本花の会

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桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第019号) ‘ 今津紅寒桜 ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第019号) ‘ 今津紅寒桜(イマヅベニカンザクラ)’ Cerasus × kanzakura ‘Imadu-benikanzakura’

落葉性の亜高木で樹形は傘状、樹幹の色は灰色で光沢はない。皮目の並び方は横並びである。気根は無、枝の太さは中、色は灰褐色で新梢に毛はない。葉全体の形は楕円形または倒卵状楕円形、先端は尾状鋭尖形、基部は鈍形、葉縁鋸歯は単鋸歯に二重鋸歯が混ざり、先端は鋭形で腺がある。葉の長さは11~15cm、幅は6~7cm、成葉表面の色は緑色、裏面はやや白色を帯び、両面とも無毛、側脈数は9~12、葉柄の長さは約2.3cm、無毛。成葉の蜜腺は葉柄上部にある。花序は散形状で一花序に3~5花、花の向きは下向き、一重咲で開き方は半開形となる。花の大きさは直径3.0~3.7cm、花色は蕾は紅色、開葯時の色は淡紅色で蕾時よりやや薄い。花弁全体の形は楕円形または円形、先端の切れ込みは少、基部の形は突出形、旗弁はない。花弁表面のしわは多、花弁の脈はやや目立つ。花弁の長さは約1.7cm、幅は約1.7cm、花弁の厚さは中、花弁数は5個。雌ずいの長さは約1.4cm、雌雄ずいの長さの比は雌しべが雄ずいより短く、数は1本、花柱は無毛、雄ずいの長さは約0.9cm、数は30~36本、がく筒の形は鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で浅い鋸歯がある。色は紅緑色。花柄は極短く、小花柄は約2.2cmで無毛。苞は、全体の形は倒卵形、鋸歯は鋭形で内巻となる。花の香りは殆ど無、開花後に展葉し、開花時期は3月中旬、染井吉野の前に開花する。

  • 写真:今津紅寒桜 イマヅベニカンザクラ Cerasus × kanzakura Imadu-benikanzakura
  • 写真:今津紅寒桜 イマヅベニカンザクラ Cerasus × kanzakura Imadu-benikanzakura

‘ 今津紅寒桜(イマヅベニカンザクラ)’ Cerasus × kanzakura ‘Imadu-benikanzakura’