公益財団法人日本花の会

桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第025号) ‘ 玉夢桜 ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第025号) ‘ 玉夢桜(タマユメザクラ)’ Cerasus ‘Tamayumezakura’

落葉性の亜高木で樹形は盃状、樹幹の色は灰褐色で光沢はやや有。皮目の並び方は横並びである。気根は無、枝の太さは中、色は灰褐色で新梢に毛はない。分枝性は中、葉全体の形は楕円形または倒卵状楕円形、先端は鋭尖形、基部は円形、葉縁鋸歯は単鋸歯に二重鋸歯が混ざり、芒形で先端に腺が有る。葉の長さは11~16cm、幅は6~7cm、成葉表面の色は緑色、裏面はやや帯白色、両面とも無毛、側脈数は9~11、葉柄の長さは約2.7cm、毛はない。成葉の蜜腺は葉柄上部にある。花序は散房状で一花序に4~5花、花の向きは横向き、半八重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径4.6~5.2cmの大輪、蕾の色は淡紅色(JHSカラーチャート9205鮮紫ピンク)、開葯時の色は微淡紅色(JHSカラーチャート9201ピンク白)。花弁全体の形は広楕円形または円形、先端の切れ込みは少、基部の形は鈍形、旗弁はときに有り(1~2個)。花弁表面のしわは少、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約2.2cm、幅は約1.8cm、花弁の厚さは中、花弁数は14~17個。雌ずいの長さは約1.2cm、雌雄ずいの長さの比は雄ずいより雌ずいがやや短く、数は1本、花柱は無毛。雄ずいの長さは約0.8cm、数は46~54本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で鋸歯がやや有り、色は紅緑色。花柄は長さ約3.0cm、小花柄は約2.7cmで無毛。苞全体の形は広倒卵形、先端鋸歯は鋭形で平坦、長さは約1.2cm、幅は約1.1cm。花の香りは芳香で有、開花時期と展葉期は同時、開花時期は4月中下旬、染井吉野より約10日遅れて開花する。

  • 写真:玉夢桜 タマユメザクラ Cerasus Tamayumezakura
  • 写真:玉夢桜 タマユメザクラ Cerasus Tamayumezakura

‘ 玉夢桜(タマユメザクラ)’ Cerasus ‘Tamayumezakura’