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桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第027号) ‘ 吉祥おとめ桜 ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第027号) ‘ 吉祥おとめ桜(キッショウオトメザクラ)’ Cerasus sargentii ‘Kissho-otomezakura’

落葉性の亜高木で樹形は箒状、樹幹の色は紫褐色で光沢が少しある。皮目の並び方は横並びで、気根はない。枝の太さは中、色は紫褐色で新梢に毛はない。葉全体の形は広楕円形ときに広倒卵形、先端は尾状鋭尖形、基部は円形または心形、葉縁鋸歯は単鋸歯で先端は鋭形で腺がある。葉の長さは11~14cm、幅は6~8cmで厚さは中。若芽の色は赤茶色、成葉表面の色は濃緑色、裏面は白色を帯び、両面とも無毛、側脈数は10~12、葉柄の長さは約2.9cmで無毛。成葉の蜜腺は葉柄上部にある。花序は散形一花序に2~3花、花の向きは横向き、一重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径4.0~4.5cmの大輪、蕾の色は紅色、開葯時の色は淡紅色。花弁全体の形は楕円形、先端の切れ込みは少、基部の形はくさび形、花弁表面のしわは無、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約2.0cm、幅は約1.6cm、花弁の厚さは中、花弁数は5個。雌ずいの長さは約2.0cm、雌雄ずいの長さの比は雌ずいが雄ずいより長く、数は1本、葉化はなく、花柱は無毛。雄ずいの長さは約1.2cm、数は45~52本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で鋸歯はなく、無毛、色は紅褐色。花柄は約0.5cm、小花柄は約2.1cmで無毛。苞全体の形は倒卵形、鋸歯は鋭形でやや内巻。花の香りはほとんど無く、展葉期と開花期は同時、通常開花期は4月中旬、‘ 染井吉野 ’ と同時期に開花する。

  • 写真:吉祥おとめ桜 キッショウオトメザクラ Cerasus sargentii Kissho-otomezakura
    【原木の開花状況(2020年4月)】
  • 写真:吉祥おとめ桜 キッショウオトメザクラ Cerasus sargentii Kissho-otomezakura
    【がく筒および苞の形】
    花序は散形状で花柄は極短く、
    花各部は無毛、がく筒は長鐘形など
    オオヤマザクラの特徴を示している。

‘ 吉祥おとめ桜(キッショウオトメザクラ)’ Cerasus sargentii ‘Kissho-otomezakura’