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桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第029号) ‘ 神山枝垂桜 ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第029号) ‘ 神山枝垂桜(カミヤマシダレザクラ)’ Cerasus ‘Kamiyama-shidarezakura’

落葉性の高木で樹形は枝垂れ状、樹幹の色は灰色で光沢はない。皮目の並び方は横並びで、気根はみられない。枝の太さは中、色は灰白色で、新梢には毛がある。葉全体の形は狭長楕円形または狭卵状楕円形、先端は鋭形、基部はくさび形、葉縁鋸歯は単鋸歯で先端は鋭形で腺がない。葉の長さは11~13cm、幅は4~6cm、成葉表面の色は緑色、裏面は淡緑色、光沢は弱で表面は無毛、裏面の脈状には少数の毛がある。側脈数は11~14、葉柄の長さは約1.7cm、有毛、成葉の蜜腺は葉身基部にある。花序は散形状で一花序に3~5花、花の向きは横向き、一重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径3.8~4.6cmの大輪、蕾の色は淡紅色、開葯時の色は微淡紅色。花弁全体の形は倒卵形または楕円形、先端の切れ込みは少、基部の形はくさび形、旗弁はない。花弁表面のしわは少、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約2.0cm、幅は約1.6cm、花弁の厚さは中、花弁数は5個。雌ずいの長さは約1.4cm、雌ずいと雄ずいの長さの比は同長、数は1本、花柱下部は有毛、雄ずいの長さは約0.7cm、数は27~34本。がく筒の形は狭長壷形で有毛、がく裂片は長卵状三角形、鋸歯があり有毛で紅緑色。花柄は極短く、小花柄は約2.2cmで毛は多い。苞全体の形は狭倒卵形、鋸歯は鋭形でやや内巻となる。花の香りは少し有り、葉は開花後に展葉し、開花時期は ‘ 染井吉野 ’ より約1週間早く開花する。

  • 写真:神山枝垂桜 カミヤマシダレザクラ Cerasus Kamiyama-shidarezakura
    神山さくら街道・国道438号線沿いに
    多数、植栽されている。
  • 写真:神山枝垂桜 カミヤマシダレザクラ Cerasus Kamiyama-shidarezakura
    がく筒の形などから
    エドヒガン系の雑種と推定される。

‘ 神山枝垂桜(カミヤマシダレザクラ)’ Cerasus ‘Kamiyama-shidarezakura’