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桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第031号) ‘ 日光紅姫桜 ’

認定品種の特性詳細

(認定番号 第031号) ‘ 日光紅姫桜 (ニッコウベニヒメザクラ)’ Cerasus ‘Nikko-benihimezakura’

落葉性の亜高木で樹形は盃状、樹幹の色は灰褐色で光沢はない。皮目の並び方は横並びで、気根はない。枝の太さは細、色は灰白色で新梢に毛はない。葉全体の形は狭長楕円形または倒卵状楕円形、先端は尾状鋭尖形、基部はくさび形、葉縁鋸歯は単鋸歯に二重鋸歯が混ざり、先端は芒形で腺はない。葉の長さは7~9cm、幅は3~4cmで厚さは中。若芽の色は茶色、成葉表面は緑色、裏面はやや白色を帯びる。葉表面の毛は少、裏面の毛は中、側脈数は7~9、葉柄の長さは約1.3cm、毛は多い。成葉の蜜腺は葉柄上部にある。花序は散形または散房状で一花序に2~3花、花の向きは横向き、八重咲で開き方は平開形となる。花の大きさは直径3.1~3.4cmの中輪、蕾の色は紅色、開葯時の色は淡紅色。花弁全体の形は倒卵形または楕円形、先端の切れ込みは少、基部の形はくさび形、旗弁が有る。花弁表面のしわは少、花弁の脈は目立たない。花弁の長さは約1.4cm、幅は約1.0cm、花弁の厚さは中、花弁数は39~50個。雌ずいの長さは約1.4cm、雌雄ずいの長さの比は雄ずいより雌ずいが長い。雌ずいの数は1本、ときに2本または葉化した雌ずいが混在する。花柱は無毛、雄ずいの長さは約0.5cm、数は54~68本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は三角形でわずかに鋸歯があり無毛、色は紅緑色。花柄の長さは約1.4cmで毛がある。小花柄の長さは約2.3cmで無毛。苞全体の形は広倒卵形または倒角卵形、鋸歯は芒形、やや内巻で長さは約0.7cm、幅は0.5cm。花の香りはわずかに有、展葉期と開花期は同時、通常開花期は4月下旬、‘ 思川 ’ の少し後に開花する。

  • 写真:小郡桜 オゴオリザクラ Cerasus Nikko-benihimezakura
  • 写真:小郡桜 オゴオリザクラ Cerasus Nikko-benihimezakura

‘ 日光紅姫桜 (ニッコウベニヒメザクラ)’ Cerasus ‘Nikko-benihimezakura’

写真提供 清水 淳子氏