日本花の会

桜の名所づくり

品種特性詳細 (認定番号 第008号) 天賜香

認定品種の特性詳細

(認定番号 第008号) 天賜香 テンシコウ Cerasus jamasakura ‘Tenshikou’

落葉性の高木で樹形は広卵状、樹幹の色は灰褐色で光沢はない。皮目の並び方は横並び、気根は無、枝の太さは中、色は灰褐色で新梢に毛はない。成葉全体の形は楕円形、先端は鋭形、基部は円形、葉縁鋸歯は単鋸歯で先端は鋭形。葉の長さは9~12cm、幅は5~7㎝、若芽は赤茶色で成葉表面は緑色、裏面は帯白色、両面とも無毛、側脈数は8~9、葉柄の長さは約2㎝、毛はない。成葉の蜜腺は葉柄上部にある。花序は散形状ときに散房状で一花序に5~7花と多い。花の向きは横から上向き、八重咲で開き方は平開形となる。花は中輪で直径2.7~3.3cm、花色は蕾は淡紅色、開葯時の色は純白色で開花終期になると中心部から紅色に変化する。花弁全体の形は長楕円形または楕円形、先端の切れ込みは少なく、基部は楔形、花弁のしわはないが少しねじれる。花弁の長さは約1.3cm、幅は約1㎝、花弁数は12~15個、旗弁はときに2~3個。雌ずいは1本で長さは約1.3㎝、毛はない。雌雄ずいの長さの比は同長またはわずかに雌ずいが長い。雄ずいの長さは0.3~0.5㎜、数は44~52本、がく筒の形は長鐘形で無毛、がく裂片は長卵状三角形で全縁、色は紅緑色。花柄の長さは2~3㎝、小花柄は1.8~3.5cmで無毛、苞全体の形は倒卵形で内巻となる。花の香りは有、開花時期と展葉期は同時、芦屋市での開花時期は4月上旬。

  • 写真:天賜香 テンシコウ Cerasus jamasakura Tenshikou
  • 写真:天賜香 テンシコウ Cerasus jamasakura Tenshikou

天賜香 テンシコウ Cerasus jamasakura ‘Tenshikou’