公益財団法人日本花の会

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桜の名所づくり

獣害(ノネズミ、ノウサギ)

皆さんは桜は好きですか。桜を楽しむ期間は7-10日位ですが、美しく咲かせることや樹形を維持するためにはその何倍もの労力が必要です。各地にある桜の名所も同じ様な悩みを抱えているはずです。桜にとってなにが良いか一緒に考えて行きましょう。

1.ノウサギ
桜の苗木を植栽してから1~3年の間に被害が多く見られます。植栽当初の場合は、地際から全体を食べられたり、先端部を噛み摂られたりすることが多いので、激害となります。被害を受けてからでは手遅れとなることから、生息が予想される場所ではあらかじめ、予防対策をしましょう。少数の場合は幹に新聞紙や藁などを巻きつけても予防出来ます。多数の場合は、農薬販売店にて市販されている忌避剤(チウラム剤やジラム剤,アスファルト剤など)の適応薬剤を聞いて、塗布または散布をすることが一番効果的です。


  • 野ウサギによる食害

2.ノネズミ
根元に乾燥防止目的で多くの敷き藁を施用したり、クローバーなどの植栽をすると冬期の住処・餌場を提供することになり、桜の根まで食害を受けることが多くなります。被害が多発する場合は、殺鼠剤を撒きネズミの密度を下げるようにします。その上で予防したい場合は農薬販売店にて市販されている忌避剤(チウラム剤やジラム剤,アスファルト乳剤など)の適応薬剤を聞いて、塗布または散布をすることが一番効果的です。

3.被害部位の処置
食害によって剥皮されたり、梢端を切断された場合は、腐朽を防ぐためすみやかに保護剤を塗布します。