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Cerasus serrulata ‘Kibune-uzu’
京都洛北・鞍馬寺本堂の前には江戸時代から伝えられた雲珠桜がありましたが、1945年4月に火災により焼失してしまいました。この桜は平安朝以来多くの和歌にも詠まれた桜であることから、佐野藤右衛門が調査中、貴船の料亭「ひろや」で雲珠桜を発見し、鞍馬の雲珠桜と区別するために名付けた桜で、御室有明に近似の品種と考えられます。