桜の名所づくり
2018全国さくらシンポジウムin上越
2018全国さくらシンポジウムin上越 ~ さくら 咲く 未来へ ~
上越市では、雪国越後上越の厳しい冬を耐え、待ちわびた春を象徴する高田公園の桜に対する市民の特別な想いや、長きにわたり桜を支えてきた人々の想いを伝えるとともに、これからの100年を見据え、高田公園が桜の名所であり続けることを願いシンポジウムを開催しました。(開催趣旨より)
◆日程 : 2018年4月12日(木)・ 13日(金)
プログラム
4月12日(木) シンポジウム
会場 : 上越市市民交流施設高田公園オーレンプラザ
◆オープニングアトラクション 12:30~13:00
和太鼓演奏 : 保倉川太鼓
バイオリン演奏 : 増井 健一氏
上越の桜フォトコンテスト2017作品紹介
◆開会セレモニー 13:00~13:20
記念講演 13:30~14:30
『 笑顔が満開 高田公園の桜と私 』
講師 : 三遊亭 白鳥氏(落語家)
パネルディスカッション 14:45~16:15
-
テーマ 『 100年先も元気な桜のもとで 』
コーディネーター : 日本花の会 主幹研究員 和田 博幸
パネリスト : 上越観光コンベンション協会 西條 健一氏
エコ・グリーン 青木 ユキ子さん
上越教育大学附属中学校 生徒さん -
「100年先も元気な桜のもとで」をテーマに高田公園の桜の保全や利用に関わる人がパネリストとなり、コーディネーターを当会の和田主幹研究員が務めてパネルディスカッションが行われました。
まずは上越市より高田公園の桜について、歴史や長寿命化に向けた取り組みの紹介がありました。続いて各パネリストが所属する団体の活動を紹介するプレゼンテーションで、観桜会の主催者の一つである上越観光コンベンション協会の西條健一さんからは、高田公園の桜をもっと多くの人々に知ってもらい、楽しい時間を過ごしてもらうためにライトアップの工夫やボランティアガイドの育成、花火やパレードなどのイベント開催、地元の物産ブースの設営、ホームページによる情報発信などの取り組みが紹介されました。
エコ・グリーン代表の青木ユキ子さんは、「みどり豊かな住みよいまちを目指して環境を守っていこう」を合言葉に、メンバー等と公園の桜や蓮の保全に取り組んでいる活動を発表し、その中で桜の根本の踏圧防止にリュウノヒゲを植栽したり、腐葉土をつくって施用したりする活動も紹介しました。
また、高田公園の桜をみんなで守り育てる “桜プロジェクトJ” の活動にも協力し、市民参加による桜の保護活動についても発言がありました。高田公園内にある上越教育大学付属中学の生徒さんは、“観桜会おもてなしプロジェクト” に取り組んでおり、放課後に桜めぐりラリーやスキー汁の提供などの高田公園を訪れた人々に楽しんでいただけるおもてなし活動が紹介されました。
今後の百万人観桜会をどうしていきたいか、公園の桜を次世代につなげていくにはどうしていくべきか、桜の保全管理についてどう市民が協力していくかなどについて意見交換がされました。パネリストの方々には、桜に対する想いをいろいろとお話しいただき、未来志向で有意義なパネルディスカッションとなりました。
◆会場の様子
会場の様子
次回開催地 二本松市の皆さん
◆交流会 17:30~19:00
乾杯の挨拶
交流会の様子
交流会の様子
◆夜桜見物 19:15~20:30
ライトアップされた高田城と桜
夜桜見物の様子
夜桜見物の様子
4月13日(金) 現地見学会
高田公園
高田公園
高田公園
日本スキー発祥記念館
金谷山
高田寺町神社群