コマツビル屋上庭園
コマツビル屋上庭園
当庭園は、日本における屋上庭園の先駆けとして、1966年のビル竣工時に造成されました。
当初は「桜庭園」のみでしたが、2001年に「デッキガーデン」、2003年に「スクエアガーデン」を造り、現在の形になりました。
都心のビル群にありながら、心地よい花と緑のオアシスになっています。
桜庭園

- 開設
- 1966年2月
- 面積
- 360㎡
- 地盤
- 屋上コンクリートの上に直接赤土や黒土、富士山系の軽石を混合
- 植栽
- シダレザクラ、サトザクラ類、ハナモモ、ウメ、シャクナゲ、ツバキ、ドウダンツツジ、ゲッコウカなど
造成当初に植えられた‘八重紅枝垂’をはじめ、‘熱海桜’ ‘関山’など様々なサクラを中心に構成しています。 木漏れ日の下では、フクジュソウやカタクリ、エビネなど多くの山野草が生き生きと育っています。 野鳥も多く訪れ、四季の移り変わりを感じられる自然豊かな庭園です。
デッキガーデン

- 開設
- 2001年5月
- 面積
- 490㎡
- 地盤
- 屋上コンクリートの上に防根シート、排水マット、透水フィルターを敷き、土壌にはリサイクル資材を原料にした炭素入り多孔質セラミックを使用
- 植栽
- ダンチオウトウ、ナツミカン、ジューンベリー、アジサイ、チューリップ、クリスマスローズ、バラ、エキナセアなど
広いウッドデッキが特徴の庭園は、園芸品種の一年草や宿根草、ハーブを植え、彩り豊かに構成しています。 サクランボ、プラム、カキ、レモンなどの果樹が年間を通じて実り、訪れる方々の憩いの場となっています。
スクエアガーデン

- 開設
- 2003年12月
- 面積
- 220㎡
- 地盤
- 数センチの薄い地盤の上に軽石のマウンド、外周部に人工土壌を入れたパレットを配置
- 植栽
- ヒメシャラ、シャクナゲ、ミツバツツジ、ジンチョウゲ、ヤマアジサイ、ミヤマガンチョウ、オニユリ、カノコユリ、スイセンなど
薄い地盤の上に軽石を盛った庭園は、シャクナゲやツツジなど低木を中心に、高山植物や原種系の植物を植えています。 古典園芸植物や日本各地から取り寄せたヤマアジサイなど、貴重な植物をご覧いただけます。 都心で山野のような雰囲気を感じられる庭園です。
一般公開
毎週金曜日の14:00から16:00の2時間、一般公開しております(最終受付15:30)。
見学をご希望の方はコマツビル1F中央受付にてご入館手続きをお願いいたします。
金曜日が祝日や休業期間に該当する場合は休園いたします。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。